私は、人は「自分を産んだ人」ではなく「自分に『生まれてきて良かった』と思わせてくれた人」に感謝するものだと思っている。大抵の人は、親がその二つの要素を持っているから、親に感謝するけれど、私みたいな人間は、前者の人と後者の人が違う。それどころか、母に「死にたい」と思わされたしね。
私みたいな人間にとって、「自分に『生まれてきて良かった』と思わせてくれた人」は、親ではなく他人。友達とか学校の先生とかカウンセラーとか。親が精神的支えになってくれなかったどころか、精神的に搾取されてきた私にとっては、そういう他人の存在を精神的支えにして生きてくしかない。だから私は、自分に人生について教えてくれたり、自分の成長を助けてくれたり、自分に愛情を与えてくれる人は、皆私の「親」だと思って生きていくことにした。
だから、私自身が自分で立ち上がってきた、私の功績でもあるけれど、そういう「他人」のおかげでもあると思っている。私はそういう人たちには、本当に感謝している。